2020年12月23日の深夜0時から放送の「それって!?実際どうなの課」で今回3回目の人気企画にWエンジンのチャンカワイさんが再び挑戦しました。
企画の挑戦内容は、
「毎日朝昼晩に鶏肉丸ごと一羽だけを3日間食べ続けて体重変化はどうなるのか」
という企画です。
なかなか酷な検証ですよね笑
今回は第三弾とのことで、
前回は豚肉、前々回は牛肉でチャレンジをしていました。
そして今回の鶏肉も、三日間食べ続けたにも関わらずチャンカワイさんの体重は落ちていました。
豚肉、牛肉に引き続きチャンカワイさんが太らなかった理由が鶏肉にもあるのでしょうか?
そこで今回は、「鶏肉は太らない!?今回もチャンカワイが検証」というテーマでお話ししていきます。
【チャンカワイさんが検証】鶏肉が太らない理由
では本題に入ります。
鶏肉を食べ続けても太らない理由は何でしょうか?
理由が2つほど考えられるので一つずつ見ていきましょう。
鶏肉はカロリーが低い
まず鶏肉は肉類の中でも比較的カロリーが低いと言われています。
実際に鶏肉100グラムのカロリーの値を見てみましょう。
【鶏肉部位のカロリー(100g)】
・鶏もも肉(皮付き)200kcal
・鶏もも肉(皮無し)116kcal
・鶏胸肉(皮付き)191kcal
・鶏胸肉(皮無し)108kcal
・鶏手羽肉(皮付き)211kcal
・鶏ささみ肉105kcal
・鶏挽肉166kcal
・鶏皮497kcal出典:カロリースリム
鶏肉のカロリーはこのような数値になっています。
かなり低い!!
また、こうしてみると鶏皮がずば抜けてカロリーが高いことが分かります。
正確に言えば肉本体と皮の間にある脂肪がカロリーが高いのです。
モモよりはムネやささみを選んだ方が良いというイメージでしたが、それはモモにはたくさんの皮が付いているだけであって、実際に鶏皮なしのカロリーを比較してみるとそんなに大差はないですね。
今回のそれって実際どうなの課の企画では、チャンカワイさんは丸々一羽の鳥を食べ続けていたので、鶏皮も食べていたことになります。
チャンカワイさんが太らなかった要因が他にもありそうですね。
鶏肉は高たんぱく低脂質
鶏肉が太らない要因として考えられる次の理由は、
高たんぱく低脂質であるということです。
たんぱく質は、糖質、脂質に並ぶ三大栄養素で、、これら三大栄養素の中でも最も脂肪になりにくいのがたんぱく質です。
また、たんぱく質には脂肪の分解酵素を活性化させる性質があり中性脂肪を分解してくれるため、今回のチャンカワイさんの検証でもその効果が働いた可能性があります。
脂質も豚肉や鶏肉と比較すると低めで、特にムネやささみなどは、ダイエットしている人や筋トレをしている人が意識して食べていますよね。
鶏肉の部位ごとの脂質のデータがあるので見てみましょう。
【鶏肉部位の脂質(100g)】
・鶏むね肉(皮なし)1.9g
・鶏むね肉(皮つき)5.9g
・鶏もも肉(皮なし)5.0g
・鶏もも肉(皮つき)14.2g
・ささみ0.8g
・手羽先(皮つき)16.2g
・手羽元(皮つき)12.8g出典:macaroni
今回は皮つき鶏もも肉と皮つき鶏皮肉の栄養データがもあるので見てみましょう。
【皮付き鶏もも肉の栄養(100g)】
・糖質(0グラム)
・食物繊維(0グラム)
・たんぱく質(16.2グラム)【皮付き鶏胸肉の栄養(100g)】
・糖質(0グラム)
・食物繊維(0グラム)
・たんぱく質(19.5グラム)出典:macaroni
このように鶏肉には豊富なたんぱく質が多く含まれており、今回のチャンカワイさんの検証では鶏肉しか食べない縛りだったので、毎食豊富なたんぱく質を摂取していることになります。
脂肪がつくよりも脂肪の分解スピードの方が多く働いたため太らなかった可能性があります。
太らない鶏肉の部位は?
今回のそれって実際どうなの課の検証で鶏肉は太らないということが分かったのですが、チャンカワイさんは毎食丸々一羽を食べていたため、部位は特に気にされていませんでした。
部位も考えることができれば今回の検証よりもさらに良い結果が出たかもしれません。
なので、鶏肉を部位ごとで見てどの部位が太らないかを調査してみました。
先ほどのカロリーと脂質のデータを比較しやすいように部位別でまとめると以下のようになります。
【100gごとの部位別カロリーと脂質の早見表】
カロリー (皮なし) |
カロリー (皮あり) |
脂質 (皮なし) |
脂質 (皮あり) |
|
モモ | 116kcal | 200kcal | 5.0g | 14.2g |
ムネ | 108kcal | 191kcal | 1.9g | 5.9g |
ささみ | 105kcal | 皮なし | 0.8g | 皮なし |
カロリーを見るとほとんど差はないですね。
皮があるかないかで倍くらいカロリーが違うのが分かります。
モモ、ムネ、ささみの中でもささみが一番カロリーが低く、皮もついていないのでカロリーだけで見るならささみが太りにくいのかもしれません。
次に脂質に注目して見てみると、カロリー同様に皮があるかないかで脂質の量がかなり違います。
しかも脂質の場合は3倍も脂質の量が違います。
また、皮がなくてもやはりモモは脂質が高いですね。
それに比べてささみを見ると脂質に関しては、1gもないことが分かります。
ささみ優秀!
これらの結果から言うと、部位ごとの太らない順は、
ささみ>ムネ>モモ
となります!
ダイエット中または太りたくない人は、皮が付いていないささみやムネを優先的に食べたほうが太りにくいです。
チャンカワイが検証した鶏肉が太らないまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のそれって実際どうなの課ではチャンカワイさんが前回の豚肉、前々回の牛肉に続いて鶏肉も検証してくれました。
鶏肉の結果は豚肉牛肉のように太らないという結果でしたが、カロリーや脂質が低くたんぱく質が豊富だからなのです。
チャンカワイさんの挑戦は3日間だけ鶏肉を食べるというものだったので、長期的にやるのは他の栄養素が不足してしまい、健康に害を与えてしまいます。
だとしてもお肉のポテンシャルはとても高く、肉を食べると太るという固定概念を払拭するような結果となりましたね。
是非、今回の検証を生かしてダイエットや筋トレなどに取り組んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。