駿府城でソウギョ大量発見！外来種だけど美味しいの？【鉄腕DASH】

2020年12月20日夜7時放送の「鉄腕DASH」の人気企画「グリル厄介」でソウギョが取り上げられていました。

 

 

ソウギョは静岡県にある、徳川家康が最後の住処として建てられた駿府城のお堀で捕獲されました。

 

 

鉄腕DASHの人気企画のグリル厄介では外来種をおいしく調理して数を減らすという企画で、今回のターゲットはソウギョでした。

 

 

番組を見ている人の中では、

 

「ソウギョってホントに美味しいの？」

 

なんて思った人もいるかと思います。

 

 

そこで今回は、「駿府城でソウギョ大量発見！外来種だけど美味しいの？」というテーマでお話ししていきます！

 

 

駿府城で大量発見されたソウギョとは？

 

鉄腕DASHの企画により駿府城でかなりの数のソウギョがいることが分かりましたね。

 

 

鉄腕DASHではソウギョのことをその姿から

 

「ミサイル」

 

と呼んでいました。

 

 

では、ミサイルと呼ばれるソウギョとはいったいどんな魚なのでしょうか？

 

 

ソウギョの特徴について図鑑ではこのように書かれています。

 

中国大陸原産の淡水魚で、ふつう1メートルを超える大型魚。鱗の大きさや体色はコイに似るが、ソウギョの背鰭基底は短く目の位置が低い。また、口ひげがないのも本種の特徴。水草を好んで食う草食性で、岸近くにやってきて水辺に生える抽水植物も食う。食性が注目されて国内各地に放流されているが、流下卵を産むため、自然繁殖が確認されているのは利根川のみ。

出典：ポケット図鑑日本の淡水魚258

 

日本に生息する淡水魚の中ではかなり大きい方ですが、あまり繁殖はしておらずブラックバスのように深刻なほど数は増えていません。

 

 

草食性と書いてあり、一見日本の生態系には害は及ぼさないように思いますが、日本の水草の食害がひどく、環境省に要注意外来種として指定されています。

 

 

鉄腕DASHではミサイルと呼ばれていましたが、見てみると確かに頭部がとがっていて、長い体はまるでミサイルのようですね。

 

 

駿府城のお堀には大量のコイやニシキゴイが泳いでいます。

 

 

その駿府城のお堀にいるコイたちの傍らにソウギョもたくさん泳いでおり、異様な光景となっています。

 

 

鉄腕DASHではこの駿府城のお堀に生息するソウギョを捕獲して調理し食べていましたがこの見た目から本当にソウギョは美味しいのでしょうか？

 

 

外来種ソウギョはおいしいの？

 

まず、結論から言うとソウギョは、

 

 

めちゃくちゃ美味しいです

 

 

ソウギョは、ハクレン、コクレン、アオウオに並ぶ、中国原産の四大魚の一種です。

 

 

これらの魚はどれもおいしく、中国では当たり前のように養殖されて食べられています。

 

 

日本では普段生活してて、ソウギョを食べるという機会はほとんどないのですが、昔は日本でも食用目的として中国から輸入したり、一部繁殖を行っているところもあるみたいです。

 

 

身はとてもたんぱくで、ほとんど臭みはありません。

 

 

魚は生息する環境、水質、食性によって臭みの度合いは変わってきますが、日本に生息するスズキやタイなどよりも体表の臭みはないと言われています。

 

 

なのでソウギョは外来種ながら、かなりポテンシャルが高い魚だと言えます！

 

 

日本に生息する淡水魚は食用でない限り臭いイメージを持っていたため、この事実に私自身も驚いています。笑

 

 

外来種ソウギョの調理方法や注意点を紹介！

 

では実際にソウギョはどのように調理されるのか見てみましょう。

 

 

いくつか注意点などもあるので参考にしてみてください。