2020年12月16日の夜7時から放送の「1億人の大質問!?笑ってコラえて!/今夜くらべてみました」で松本まりかさんが出演し、加茂水族館(クラゲドリーム館)が紹介されました。
加茂水族館は世界一のクラゲ水族館と言われるほど、クラゲに力を入れている水族館です。
「笑ってコラえて!」で松本まりかさんが感動して涙を流すほどの加茂水族館のクラゲは、どれほど神秘的なものなのでしょうか?
そこで今回は、「松本まりかも感動の涙!加茂水族館のクラゲがスゴイ!」というテーマでお話ししていきます!
目次
加茂水族館は世界一のクラゲ水族館!
「笑ってコラえて!」で紹介された加茂水族館は世界一のクラゲ水族館と言われています。
世界一のクラゲ水族館と聞いて、ぜひ足を運んでみたいという方もいるかと思いますので、まずは所在地を簡単に紹介します。
加茂水族館の所在地は山形県鶴岡市です。
出典:Google マップ
地方の水族館は割と自然が豊かで、都市部から離れた場所に建てられているイメージがあります。
加茂水族館も自然が豊かな日本海沿いに位置しています。
最寄り駅まで行っても車やタクシーを使用する必要がありそうですね。
そんな加茂水族館は庄内浜の生き物や浜文化を多くの人たちに知ってもらうために改装してクラゲの展示や研究に力を入れていることから「クラゲドリーム館」として新たにオープンされました。
加茂水族館の幻想的なクラゲ展示
では、日本一のクラゲ水族館と言われている加茂水族館はどのようなクラゲ展示を行っているのでしょうか?
加茂水族館のクラゲの展示をしているエリアは
「クラネタリウム」
というエリアの名前が付いています。
クラネタリウムは複数のクラゲたちが織り成す、まるでプラネタリウムのような幻想的な世界観になっています。
「笑ってコラえて!」に出演した松本まりかさんもそのクラネタリウムの展示に感動し、涙をこぼすほど神秘的な展示になっています。
その中のいくつかを紹介していきたいと思います!
角度によって楽しめる【クラゲチューブ】
まずは、いくつかの円柱型の水槽に無数のクラゲが漂っている「クラゲチューブ」水槽!
この水槽は円柱型になっているため、様々な方向から中に漂っているクラゲを見ることができ、ライトの屈折やクラゲの重なり方などで見える世界が全然違います。
水槽が何個か並んでいて中にいるクラゲの種類も異なり見え方も変わるので、それぞれ隣り合っている水槽を遠目で見ることもオススメです!
クラゲの知識が学べる「クラゲ解説コーナー」
「クラゲ解説コーナー」ではクラゲについて楽しく知識を積むことができます!
これは割と知られていないことなのですが、水族館は生き物を飼育して来てくれたお客さんに見せるだけではなく、研究機関として「種の保存」「環境教育」「調査」などの役割もあります。
その中でも加茂水族館では、クラゲについての研究や調査に力を入れている水族館なのです。
「クラゲ解説コーナー」では、
・クラゲの成長の過程
・クラゲの餌や給餌方法
・時間ごとに変わるクラゲのお話し
などなど、実際に目で見て耳で聞いてクラゲの勉強を楽しく行うことができます。
クラゲドリーム館の目玉「クラゲドリームシアター」
最後にこちらが、「笑ってコラえて!」で松本まいかさんが感動し涙を流した展示「クラゲドリームシアター」です。
世界最大級のクラゲ水槽で、直径5メートルもの大きさの水槽を覆いつくすほどの「ミズクラゲ」が漂っています。
その数なんと、
1万匹!!!
かなりの数ですが、飼育繁殖方法も確立している加茂水族館だからこそできる展示方法なのだと思いました。
暗い部屋に暖かく光るこの巨大なクラゲ水槽は神秘的で、あるで宇宙空間いるみたいです。
クラゲマニアとして出演した方は、
「初めてみたとき涙が出ました…」
と言っていました。
それほど幻想的なクラゲの展示水槽となっています。
さらに冬バージョンもあり、冬バージョンはクリスマスカラーのライトが当てられて、隣にはクリスマスツリーも設置され、映えポイントとなっています。
恋人と訪れるのもオススメです!
加茂水族館の飼育クラゲは60種以上
世界一のクラゲ水族館と言われる加茂水族館では約60種類ものクラゲの飼育展示を行っています。
これを聞いてまず思うのが、
「クラゲってそんなに種類が多いんだ・・・」
と思った方も多いと思います。
そこで、加茂水族館で飼育展示されている60種類ものクラゲを調べてまとめてみました!
・マレディベンシス
・ラビアータ
・キタミズクラゲ
・アカクラゲ
・プロカミアジェリー
・パシフィックシーネットル
・アトランティックシーネットル
・パープルストライプジェリー
・ブラックシーネットル
・インドネシアシーネットル
・ラクテアジェリー
・ヤナギクラゲ
・ニチリンヤナギクラゲ
・オキクラゲ
・アマガサクラゲ
・アマクサクラゲ
・ユウレイクラゲ
・キタユウレイクラゲ
・ブルージェリー
・サムクラゲ
・シンブルジェリー
・エチゼンクラゲ
・カトスティラス
・コティロリーザツベルクラータ
・タコクラゲ
・サカサクラゲ
・パルモ
・ルテウム
・ビゼンクラゲ(2種)
・キャノンボールジェリー
・ルサーナジェリー
・アンドンクラゲ
・エダアシクラゲ
・オオタマウミヒドラ
・ハシゴクラゲ
・ニホンベニクラゲ
・ベニクラゲ(北日本型)
・ドフラインクラゲ
・サルシアクラゲモドキ
・コウシデクラゲ
・ツリアイクラゲ
・ウラシマクラゲ
・キタカミクラゲ
・ミサキコモチエダクダクラゲ
・サラクラゲ
・ギヤマンクラゲ
・シロクラゲ
・オワンクラゲ(ヴィクトリア)
・ハナガサクラゲ
・カギノテクラゲ
・ウリクラゲ
・カンパナウリクラゲ
・サビキウリクラゲ
・シンカイウリクラゲ
・トガリテマリクラゲ
・フウセンクラゲ
・カブトクラゲ(2種)
・キタカブトクラゲ
・チョウクラゲ
・ツノクラゲ
・カブトヘンゲクラゲ
・ソコキリコクラゲムシ
これだけ多くの種類が展示されています。
こんなに多くの種類が展示されているのは、世界的に見ても加茂水族館だけなのでワールドクラスのクラゲ水族館となっています。
そのため、世界中のクラゲ研究者からも注目される施設となっています。
加茂水族館のおすすめクラゲ3選!
ここで僕が個人的に選んだ加茂水族館でのおすすめクラゲの3選を紹介します!
ハナガサクラゲ
和名:ハナガサクラゲ(花笠水母)
英名:Flower hat jelly
学名:Olindias formosa
生息地:本州中部~九州沿岸
「ハナガサクラゲ」は名前の通りは花笠のように美しいカラフルな色合いをしています。
触手の先のピンクやグリーンの蛍光色がとても綺麗でずっと見入ってしまいます。
ブラックライトを当てるとよりきれいなグリーンが出てきます。
クラゲの中でも個人的にずっと見ていたいのがこのハナガサクラゲです。
サカサクラゲ
和名:サカサクラゲ
英名:Upside down jellyfish
学名:Cassiopea sp.
生息地:九州以南の暖かい海域
「サカサクラゲ」は名前の通り常時逆さまになっている面白いクラゲです。笑
なぜ逆さまになっているのかというと、「褐虫藻」と呼ばれる藻類の仲間が触手に共生していて、この褐虫藻に太陽光を当てて光合成させているのです。
そして、褐虫藻は余った栄養分をサカサクラゲに分け与えています。
お互い助け合って生きていて生命の進化のすごさが実感できますね。
群れで逆さまになっているサカサクラゲがとてもかわいくて個人的に好きです。
ウリクラゲ
和名:サカサクラゲ
英名:Comb jelly
学名:Beroe cucumis Fabricius
生息地:日本各地(特に寒い海)
「ウリクラゲ」は最初に見たとき衝撃だったのを今でも覚えています。
あんなに機械みたいに光る生き物を見たのは初めてでした。
見た目は名前の通り「ウリ」のような形をしていて、触手はありません。
体表にある櫛板(くしいた)という繊毛を波打たせて泳ぎます。
光って見えるのはこの櫛板で、自ら発行しているわけでなく光の反射で光って見えます。
波打っているので電気が流れているように見えて地球生命体とは思えないのがこのウリクラゲです。
松本まりかさんも感動の加茂水族館のクラゲまとめ
いかがでしたでしょうか。
加茂水族館ほどクラゲに力を入れている水族館は他には無く、展示も魅力的なものばかりで一度は行ってみたいと感じたのではないかと思います。
「笑ってコラえて!」で松本まりかさんもクラゲが好きですが、涙を流してしまうほど幻想的な世界が広がっているのです。
まさ「クラゲドリーム館」の名にふさわしい水族館だと言えるでしょう。
神秘的で幻想的なクラゲを見て癒されたいと思いましたら是非足を運んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。