こんにちは!
ちくたくです。
2021年1月7日18時半から放送された「どうぶつピース」で、見たら幸せになれると言われている幻の白ザルが大捜索されていました。
新年はその年が良い年になるように、縁起のいいものを身に着けたり見たいものですよね。
特に日本人なんかはそのような文化が特に深く根付いていると思われます。
今回の幻の白ザルも見ればかなり縁起がいいですし、何より希少性が高いと言えます。
この幻の白ザルを見て、
「このサルは他と違ってどうして毛の色が白いの?」
と思った人も多いと思います。
そこで今回は、「どうぶつピースで幻の白ザルを大捜索!どうして毛の色が白いの?」というテーマでお話ししていきます。
目次
どうぶつピースで捜索された白ザルとは?
まず、どうぶつピースで捜索された白ザルの正体、白ザルが生息する場所について紹介していきます。
幻の白ザルの正体【どうぶつピース】
どうぶつピースで捜索された白ザルの正体とは
ズバリ・・・
ニホンザルです。
ニホンザルは日本の北海道と沖縄を除いた山岳地帯に生息している動物で、動物園などには必ずいるイメージなので、誰しも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
群れで行動する習性があり、群れの中でもグループ化されているとても社会性のある動物です。
日本昔話や、ことわざなどにも使われており、私たち日本人にとってなじみ深い動物の一つと言えますよね。
確かに、ニホンザルは茶色のイメージなので、白いサルというのは聞いたことがありませんね。
どうぶつピースでは約142時間も捜索してやっと見つけることができたみたいで、かなり激レアどうぶつのようです。
近いのは、ポケモンの色違いみたいな感じでしょうか。笑
だとしたらかなり希少性が高いと言えるでしょう。
幻の白ザルがいる場所【どうぶつピース】
では、白いニホンザルはいったいどこで見られるのでしょうか?
ただでさえ野生のニホンザルもほとんど見ることができないので、その中でも幻の白いニホンザルを見つけるのは骨が折れてしまいます。
そんな中、1番見ることができる可能性がある地域が、
山形県米沢市です。
それもそのはず、白いニホンザルは山形県米沢市の天然記念物に指定されています。
米沢市では、平成3年10月に「白猿会」という会も発足されています。
会発足の経緯
平成3年10月に設立されました。同年7月に新たに生まれた白い子猿が発見され、毎朝スカイバレーに上がって白猿を観察していた仲間で情報交換する目的で作った会です。
他にも山形大学でも白いニホンザルについての研究が行われており、山形県米沢市の特に吾妻町で白いニホンザルが見れる可能性が高いそうです。
他の地域でももしかしたら見ることができるかもしれませんが、見ようと思うなら山形県米沢市吾妻町に行くのが良いかもしれませんね!
どうぶつピースの白ザルはなんで白いの?
ここでやっと本題に入るわけなのですが、
どうぶつピースで捜索されたニホンザルの毛の色はなぜ白いのでしょうか?
2つの要因のどちらかによって白い毛の色になっているのだと言われています。
・アルビノ個体であること
・白変種であること
この2種類の要因です。
アルビノ個体であること
アルビノとはいったい何なのでしょうか?
動物学においては、メラニンの生合成に関わる遺伝情報の欠損により先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患がある個体である。先天的なメラニンの欠乏により体毛や皮膚は白く、瞳孔は毛細血管の透過により赤色を呈する。劣性遺伝や突然変異によって発現する。広く動物全般に見られ、シロウサギやシロヘビが有名である。ほとんどの場合、視覚的な障害を伴い、日光(特に紫外線)による皮膚の損傷や皮膚がんのリスクが非常に高い。また外部から発見されやすく自然界での生存は極めてまれである。そのため、しばしば神聖なものやあるいは逆に凶兆とされ、信仰の対象として畏れられる。また、観賞用としても人気がある。なおアルビノは、正常な遺伝情報により白化した白変種とは異なる。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%8E
アルビノは先天的なものであり、真っ白で目立ってしまったり紫外線にも弱いため、自然界で生きていくためにはかなり不利であると言えますね。
普通に生まれる確率も低いうえに、寿命もそこまで長くないため、自然界に存在するアルビノ個体は極めて希少性が高いですね。
白変種であること
白変種も毛の色が白くなります。
では、白変種はアルビノとどう違うのでしょうか?
白変種とは、色素の減少により体毛・羽毛・皮膚等が白化した動物の個体をいう。メラニンに係わる遺伝情報の欠損により白化したアルビノとは異なる。従来、白変種は突然変異によって誕生した希少種と考えられてきた。白変種が生まれる理由については諸説存在したが、現在では、氷期と間氷期を繰り返してきた地球環境を生き抜いた現存の生物にとって、氷河期には保護色となる白変種は、そもそも生物が生き抜くためには非常に有利な基本的資質であったと考えられ、そのため現在も、生物が白化する遺伝情報は基本的な遺伝子として、生物に脈々と受け継がれている、と考えられている。
このようにアルビノとは違い、生存に有利になるために突然変異で生まれてきたものであり、その遺伝子情報が残っていて、今でも急に生まれてくることがあるみたいですね。
また、白変種はアルビノとは違い黒目で、目が赤くならないようです。
白変種の代表的な動物が、「ホワイトタイガー」や「ホワイトライオン」です。
どちらも神秘的で非常にかっこいい動物ですよね。
今回の白いニホンザルもアルビノではなく、白変種の個体だったのかもしれません。
どうぶつピースで捜索された白ザル毛の色まとめ
いかがでしたでしょうか。
どうぶつピースで捜索された白ザルの正体はニホンザルでした。
また、どうして毛の色が白いのかもわかりましたね。
アルビノ個体か白変種のニホンザルなのですが、どちらにしてもとても希少性が高いことには変わらないでしょう。
そんな生き物を生で見ることができたら確かに運気も上がりそうですね。笑
いつかは生で私も見てみたいものです。
皆さんもぜひ白いニホンザルを見つけろとまでは言いませんが、希少性の高い生き物を自らの目で見てみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。