こんにちは!
ちくたくです。
皆さん、お家でゆっくり休んでいるとき、
「ピンポーン!」
と突然インターホンが鳴り出てみると、NHKの受信料の徴収だった。
なんてことはありませんか?
「自分はNHKを見ていません」
と伝えても
「テレビを持っているだけで受信料は払わなければいけません」
と言われてしまいます。
NHKを見ていないのに勝手に放送をして受信料を払わなければいけないのは納得いきませんよね!
NHKを見ていなくてもNHKの受信料は払わないといけないのに疑問を持っている方も多いかと思います。
しかし、
払わないと罰則がありそうで不安なため、受信料を払うという方も中にはいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「NHKの受信料を払わないとどうなる?罰則はあるの?」というテーマでお話していきます。
目次
NHKは必ず払わないといけないのか
NHKの受信料は必ず払わなければいけないのかという疑問を持っている方はたくさんいると思うのですが、
結論から言うと
NHKの受信料は払う義務があります。
というのも、放送法という日本の法律があるため義務化されているのです。
~64条1項~
受信設備(テレビやワンセグ付きの携帯)を設置した場合、協会(ここでいうNHK)に契約をしてくださいというものです。
「払う義務があるならNHKの受信料の徴収に来たら払わなきゃヤバいんじゃないの!?」
と思った方も多いはずです。
しかし、
契約を結ぶにしても受信料を徴収しに来た人は、ほんとに受信設備があるかわからないです。
なので、契約を結ぶかどうかは家主の任意となってしまいます。
つまり、
契約をすれば払う義務はありますが、契約する義務はありません!
NHKの受信料はいくら?
では契約をしてしまった場合のNHKの受信料はいくらなのでしょうか?
実際の受信料はいくらなのか見ていきましょう!
受信料額(2020年10月から)
契約種別 | 支払区分 | 月額 | 2か月払 | 6か月前払額 | 12か月前払額 |
---|---|---|---|---|---|
衛星契約 (地上契約含む) |
口座・クレジット | 2,170円 ▲60円 |
4,340円 ▲120円 |
12,430円 ▲300円 |
24,185円 ▲585円 |
継続振込等 | 2,220円 ▲60円 |
4,440円 ▲120円 |
12,715円 ▲300円 |
24,740円 ▲580円 |
|
地上契約 | 口座・クレジット | 1,225円 ▲35円 |
2,450円 ▲70円 |
7,015円 ▲175円 |
13,650円 ▲340円 |
継続振込等 | 1,275円 ▲35円 |
2,550円 ▲70円 |
7,300円 ▲175円 |
14,205円 ▲340円 |
NHKより引用
2020年10月からNHKの受信料額が少し減額されています。
▲マークは、2020年9月までの受信料額との差額となっています。
受信料は上記のような支払いがあり、衛星契約と地上契約で料金が1万円ほどの差がありますね。
決して安くない料金なので、任意だとしたら払いたくないです。
衛星契約と地上契約の違い
「衛星契約と地上契約の違いって何?」
と思った方もいると思いますので説明すると、
日本放送協会(以下「NHK」という。)の行なう放送の受信についての契約(以下「放送受信契約」という。)を分けて、次のとおりとする。
- ・地上契約
地上系によるテレビジョン放送のみの受信についての放送受信契約- ・衛星契約
- 衛星系および地上系によるテレビジョン放送の受信についての放送受信契約引用:NHK 日本放送協会放送受信規約 第1条1項より抜粋
地上系によるテレビジョン放送のみを受信できるテレビジョン受信機を設置した者は地上契約、衛星系によるテレビジョン放送を受信できるテレビジョン受信機を設置した者は衛星契約を締結しなければならない。
- 引用:NHK 日本放送協会放送受信規約 第1条2項より抜粋
というような違いがあります。
簡単に言うと、
衛星放送を受信できる場所でテレビを設置しているなら衛星契約。
衛星放送を受信できない場所でテレビを設置しているなら地上契約。
となります!
衛星契約の方が地上契約よりも1万円も年間多く払わなければならないので、衛星契約地域に住んでいる方は余計にNHKの受信料を払いたくないですよね。
NHKの受信料を払わないと罰則はあるの?
NHKの受信料を払わないと罰則または罰金はあるのでしょうか?
気になる回答は、
罰則も罰金も一切ありません。
これは私達からしたら、安心ですね。
NHKに向けて一般の方から、
「受信料をお支払いいただけない方に罰則を科すことについてどう考えていますか?」
という罰則制度について質問がよくあります。
この罰則制度があるのかという質問に対してNHK側もしっかりと回答をしています。
- 罰則は、受信料を支払わない人を法律違反として、国が刑事罰を科すものです。
受信料不払いの方に罰則を科すことは、受信料を国の力を借りて徴収するということであり、公共放送の性格を変えるおそれがあるものだと考えています。例えば、罰則を導入すると、NHKの事業運営に対する行政による規制が強まるといったことも考えられ、公共放送の自主自律への影響も懸念されます。- 公共放送のあり方、視聴者のみなさまのご理解にも関わる問題であり、慎重かつ幅広い議論が必要ではないかと考えています。出典:NHK公式より
あくまでもNHKは国の力を借りてまで受信料は私たちからは取らないようです!
しかし、
これは暫定的なもので、まだ議論が必要だとされているので今後罰則や罰金が科せられる可能性はゼロではないでしょう。
NHKの受信料を払わないとどうなる?罰則はあるの?まとめ
いかがでしたでしょうか。
NHKの受信料について今回の記事で知ることができたのではないでしょうか。
NHKの受信料を払う義務はありますが、契約する義務はありません。
また、契約して受信料を払わなかったとしても罰則や罰金はありません!
なので、家にNHKの受信料の徴収に来たとしても、契約して払うか払わないかは個人の自由です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。