こんにちは!
ちくたくです。
自分の子どもに「学校に行きたくない」と相談されたり、学校に行くのを渋った様子があったりすることはありますか?
親になったあなたも、子供の頃は学校に行きたくないと思ったことはあるでしょう。
昔の自分と同じことを思っている子どもに対して、取っては行けない行動があります。
ちくたくが、学校に行きたくないと言っている子どもに対して取ってはいけない行動を調査してみました!
そこで今回は、「学校に行きたくない子に親がとってはいけない5つの行動」というテーマでお話していきます。
目次
学校に行きたくない子に親がとってはいけない5つの行動
あなたが子どもの頃に
「学校に行きたくない」
と思った時、自分の親にされたくないことは何だったでしょうか?
あなたの子どもは、あなたに「学校に行きたくない」と相談したり、学校に行きたくない素振りをしたりすることにとても勇気を出しています。
そんな子どもの勇気を踏みにじってしまう行動が、いくつかあります。
子に対して怒る
学校に行かないことに対して怒るのは、一番してはいけないことです。
子どもは子どもなりに、学校に行きたくないきちんとした理由があります。
その理由を聞かずに頭ごなしに怒ってしまうと、ただでさえストレスを抱えている子どもに、よりストレスを与えてしまいます。
学校に行くように促す
学校に行くように促すこともやってはいけないことです。
頭ごなしに怒ることと同じように、子どもには学校に行きたくない理由がきちんとあります。
例えば、それが友達や先生との関係だった場合、学校に無理に行くことでその関係がさらに悪化してしまう可能性もありますよね。
その場合も、子どもが抱えているストレスに追い打ちをかける事になってしまいます。
理由を無理に聞き出す
「学校に行きたくない」という相談はなかなかしてくれないけど、なんとなく学校に行きたくない理由がありそう、と感じることがあるかもしれません。
そんなときに無理に理由を聞き出すのも、取ってはいけない行動です。
そもそも子ども自身から相談をしていない段階で、親や友達には相談しにくかったり、相談したら何か言われるのではないか、と不安に思っているということです。
そんな状況の子どもに理由を無理やり聞き出すこと自体が子どもにとってもストレスですし、無理やり聞き出したとしても
「大丈夫」
「なんでもないよ」
とごまかされてしまう可能性もあります。
「頑張ろう」と励ます
「頑張ろう」
「行ったら楽しいよ」
と子どもを励ますことも、してはいけない行動です。
あなたの子どもはすでに頑張っている状態で、何回も気持ちを奮い立てて学校に行った結果、行きたくない、という気持ちが増してしまっているのです。
そんなときに親から「頑張って」と言われたら、すでにしんどいと感じている気持ちにフタをして、さらに無理やり頑張ってしまったり、
「もう頑張ってるのにわかってくれない」
と感じてしまったりします。
「お父さんや先生に言うよ」と言う
「お父さんや先生に言うよ」を言われた子どもは
「お母さんは一緒に考えてくれないんだ」
「人任せなんだ」
と感じてしまったり、
「他の人にまで言われてしまうのは嫌だ」
と感じてしまったりします。
そもそも他人に「言いつけるよ」という言葉自体が、
「私は関係ない」
「私じゃなくて他の人が対応してくれるはず」
という他人任せな言葉ですので、あなたと子どもがきちんと向き合っていない証拠になってしまいます。
このように子どもが感じてしまうと、子どもからあなたへの信頼感もどんどんなくなってしまいます。
学校に行きたくない子に親がとるべき行動
ではいったい、親であるあなたはどんな行動を取るべきなのでしょうか?
それは自分が子どもの頃に何をしてほしかったか、を考えると簡単です。
素直に学校を休ませてあげる
「学校に行きたくないのであれば休んじゃえ!」
と明るく言うだけで、子どもの気持ちはだいぶ軽くなります。
子どもも学校には行かなければ行けないもの、だけど行きたくないから悩んでいる、という状態なので「行かなくてもいい」という選択肢を与えてあげるだけで十分です。
子どもに「休んでいいんだ」と気づいてもらうことが大事です。
子どもの考えを尊重し向き合う
学校に行きたくないからこうしたい、という考えや意見を子どもが持っている場合は、その考えを尊重することがまず大事です。
「学校に行きたくない」と感じるだけではなく、自分でその理由や対応策、やりたいことをきちんと考えることが出来ていることがそもそもすごいので、その考えは尊重するべきです。
それに対して、親としての意見があるのであれば、対等な立ち位置で向き合って、きちんと議論する必要があります。
自宅でしっかり休息してもらう
学校に行きたくないと感じている時、多くの場合はたくさんのストレスを抱えています。
まずはそのストレスや身体の疲れを自宅でゆっくり取ることを最優先にし、しっかり休息を取ることが出来たら次のステップを考える、という流れでもいいのではないでしょうか?
子どもには子どものペースがありますので、自分の子どものペースを見極めて、きちんとストレスや疲れを取り除いてほしいですよね。
感情が爆発しそうな時はそばにいてあげる
大きなストレスを子どもが抱えている場合、親のあなたに対して感情が爆発してしまうこともあるでしょう。
そんなときにあなたがヒステリックになったり、一生懸命なだめようとしたりしても、それは逆効果です。
子どもの感情が爆発してしまったときは、余計なことは言わずにそばにいてあげるだけで、子どもの気持ちは落ち着きます。
好きな食事を作ってあげたり、放っといてあげたりしたほうがいいときもあります。
ゆっくり時間をかけて対応してあげる
人のストレスは1日で和らぐということはありません。
それはあなたも同じですよね。
子どもが落ち着いて考えることが出来るようになるまで、焦らずにゆっくりと時間をかけて対応してあげることもとても大事です。
学校に行きたくない子に親がとってはいけない5つの行動まとめ
いかがでしたでしょうか。
子どもがすでに抱えているストレスをさらに増やしてしまうような行動は、全て親が取るべき行動ではありません。
子どもが何を考えているのか、自分だったらどうしてほしいのかを考えて、子どもに接することが出来るといいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。