こんにちは!
ちくたくです。
夏と言えばお祭りですよね!
そのお祭りの象徴的なものと言えば金魚すくいです。
ちくたくもお祭りに行って金魚すくいがあれば必ずやるほど好きでしたね。
しかし、
残念ながら金魚すくいですくった金魚はすぐに死んじゃうイメージがありますよね。
親と一緒にお祭りに行く子どももいると思いますが、
「金魚すくいやりたい!」
と親に言うと、
「すぐに死んじゃうからやめておきなさい。」
と言われている子どもも見たことがありますし、実際にちくたくも言われたことがあります。
「お祭りの金魚はポイですくうときに追いかけられるから弱っているんだ。」
「金魚が多いから餌が与えられていないんだ。」
というような声もあります。
なのでちくたくが、金魚すくいの金魚がすぐに死んじゃう理由と長生きさせるコツを調査してみました。
そこで今回は「金魚すくいの金魚はすぐ死んじゃう?長生きさせるコツを紹介!」というテーマでお話していきます。
目次
金魚すくいの金魚はすぐ死んじゃう3つの理由
なぜ金魚すくいの金魚はすぐに死んじゃうのでしょうか?
ちくたくが調査した結果主に3つの理由が挙げられました。
金魚すくいの金魚がすぐに死んじゃう3つの理由が、
・長時間袋に入れて持ち歩いている
・金魚すくいの金魚はまだ赤ちゃん
・家で飼う水槽の準備ができていない
以上の3つが挙げられました。
それでは1つずつ解説していきます。
長時間袋に入れて持ち歩いている
金魚すくいですくった金魚を長時間袋に入れたまま持ち歩くと金魚は弱ってしまいます。
お祭りですくった金魚を袋に入れたまま持ち歩く光景はよく目にしますよね。
これぞお祭り!と言った印象です。
しかし、
これは金魚が弱ってしまうので金魚にとって良くないのです。
具体的に長時間金魚を袋に入れて持ち歩くのが良くない要因を上げていきます。
酸欠状態になる
小さな袋に金魚を入れて持ち歩くと、金魚が酸欠状態になってしまいます。
金魚は魚なので水中の酸素をえらで取り入れる「えら呼吸」をしています。
家で金魚を飼うときもぶくぶく泡が出るエアレーションを水槽に入れているのを見たことがあるのではないでしょうか。
金魚すくいの金魚をすくった時に入れてもらえる袋の中に入れたままにしてしまうと、袋内の水中酸素がなくなり金魚が酸欠状態になってしまうのです。
そもそも金魚は1匹あたりに必要な水の量は約4~5ℓと言われています。
大きなペットボトル2.5本分です。
金魚すくいに入れてもらえる袋の水の量はコップ1杯にも満たないのではないでしょうか。
これでは金魚が酸欠になって弱ってしまうのもうなずけますね。
水温が上昇する
金魚を長時間袋に入れて持ち歩くと水温が上昇して金魚が弱ってしまいます。
金魚の適正水温は15℃〜28℃です。
夏場の気温は暑い日ですと30℃を超えてきます。
夜ならまだ大丈夫かもしれませんが、日中太陽が出ている時なんかは直射日光が当たり、かなり水温が上昇してしまいます。
小さな袋に入っている水はかなりのスピードで上昇し、中に入っている金魚がすぐに弱ってしまうでしょう。
揺れによるストレス
長時間金魚を持ち歩くと、揺れによるストレスで弱ってしまいます。
金魚すくいをした後はプラスチックのヒモがついた巾着型の袋に入れてもらえます。
この袋が歩いているだけでかなり揺れるんですよね。
この状態ですと袋に入っている金魚はたまったもんじゃありません。
水量が少ないだけでもストレスなのに、揺れによるストレスでより金魚は弱ってしまいます。
金魚すくいの金魚はまだ赤ちゃん
金魚すくいの金魚はまだ赤ちゃんなのです。
赤ちゃんの金魚はもともと強くないためすぐに死んじゃうことがあります。
どんな魚でもそうですが、まだ赤ちゃんですと生存率は100%とは言えないのです。
赤ちゃんの金魚はまだ体力も少なく、水質の急激な変化に耐えることができない個体もいます。
お祭りの終盤になるとポイで追いかけまわされたり、水質が悪化した水の中にいる赤ちゃん金魚はかなり衰退しているでしょう。
家で飼う水槽の準備ができていない
家で金魚を飼う準備ができていないまま先に金魚すくいで金魚を持ち帰ってしまうとすぐに金魚が死んでしまいます。
お祭りに行って金魚すくいをするつもりはなかったけど、金魚すくいを見つけてやってしまうのはあるあるではないでしょうか。
見つけたらテンション上がってついつい金魚すくいをしてしまう気持ちは分かります。
しかし、
しっかり飼育したいなら家で水槽と飼育水を準備してから金魚を持ち帰るようにしましょう。
金魚は水道水のまま飼育することはできませんし、エアレーションがないと次の日まで生きるのも難しいです。
もし準備をできていなかったら、金魚すくいをした後に金魚を持ち帰らない方がいかもしれません。
金魚すくいの金魚を長生きさせるコツ
では、金魚すくいの金魚を長生きさせるコツはどんなものがあるのでしょうか。
ちくたくなりに金魚すくいの金魚を長生きさせるコツを調査してみました。
このコツを実行したからと言って絶対に死なないとは言い切れないですが、普通に飼育するより長生きすることができます。
早速1つずつ紹介していきます。
金魚をすぐに持ち帰る
お祭りの金魚すくいでとった金魚はすぐに持ち帰るようにしましょう。
金魚すくいですくった金魚を持ち帰りの袋に入れてもらえますが、できるだけこの袋の中に入っている時間を少なくして上げると金魚が弱る前に持ち帰ることができます。
金魚すくいの金魚はただでさえ輸送などで弱っているため、お祭りの間ずっと持ち歩くのは金魚にとっての負担が大きすぎます。
なので、金魚すくいをする場合はお祭りの終盤にやることをおすすめします。
水合わせをして水槽に入れる
水合わせをしっかりして水槽に入れると金魚は長生きします。
魚はとても繊細なため、いきなり新しい水槽に入れると水質が異なるため環境に適応できません。
金魚すくいの金魚が入っている水はとても水質が悪いため、そのまま飼うのは難しいでしょう。
少しずつ新しい飼育水を金魚が入っている袋に入れて、徐々に新しい水質になじませてあげます。
大人の金魚なら、いきなり新しい水槽に入れても死なないかもしれませんが、金魚すくいの金魚はまだ赤ちゃんのため、すぐに死んじゃうこともあります。
しっかりとカルキ抜きを行った飼育水を準備して、金魚が住みやすい環境を作るようにしましょう。
餌はすぐにあげない
金魚を家に持ち帰ってすぐに餌を与えないようにしましょう。
すぐに餌をあげても金魚は餌を食べてくれますが、餌の消化にも体力を使ってしまいます。
まずは金魚の体力を回復させてあげることを最優先にしましょう。
餌を与える目安は金魚を家に持ち帰ってから3日後を目安に餌を与えるようにします。
この時も餌を大量に与えずに、少量ずつあげるようにしてください。
金魚すくいの金魚まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は金魚すくいの金魚がすぐに死んじゃうことをお悩みの皆さんに、金魚がすぐに死んじゃう理由と、長生きさせるコツを紹介しました。
金魚すくいの金魚がすぐに死んじゃう理由は主に3つあり、
・長時間袋に入れて持ち歩いている
・金魚すくいの金魚はまだ赤ちゃん
・家で飼う水槽の準備ができていない
の3つでした。
長生きさせるコツも今回合わせて紹介したので、金魚を飼う準備をしたうえでお祭りで金魚すくいをするようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。