こんにちは、
ちくたくです。
生き物飼育を始める方は多岐にわたる事前準備をします。
たくさんネットや本などで調べ、
飼いたい生き物も決まり飼育の準備ができたと思います。
そうすると、いよいよ生体のお迎えです。
実は生体のお迎えには様々な方法があるのです。
「結果的に自分のもとに生き物が来ればどれでもよくない?」
と思った方もいると思います。
今回はそんな方々に「生体をお迎えする方法」をいくつか解説していこうと思います。
それぞれメリットやデメリットが存在するので、ぜひ今回の記事を参考にして、
自分に合ったお迎え方を考えてみてください。
生体をお迎えする方法は4つある?
僕は今23歳(2020年10月現在)ですが、約20年間で様々な生き物の飼育をしてきました。
生き物が好きすぎて生き物について学べる大学に進学し、実家を離れ一人暮らしを始めてからも、生き物飼育を続けていました。
そんな僕はいくつかの方法で生き物をお迎えしてきました。
その生き物をお迎えする際の方法は、
大きく分けて4つに分けられます。
いったいどんな方法で生体をお迎えするのかを皆さんに解説していきます。
直接お店で買う
メリット
・わからないことも店員さんに聞けば安心
・種類から個体まで自分の目で選べる
・飼育設備も一緒に揃えられる
お店で生体を購入するのは一番ポピュラーなお迎えの方法で、誰もが考え付いた方法だと思います。
正直ペットショップでお迎えすれば万全な状態で飼育スタートできます。
店員さんは実際に生体を取り扱っているプロの方ですし、事前準備した飼育環境に不安があれば、買い足した方が良いものも親切に教えてくれます。
しかし、
ペットショップ店員全員が飼育のプロとは限りません。
中にはアルバイトの人もいます。
と言うのも、
実は僕も大学生時代にペットショップでアルバイト経験があります。
もちろん、お客さんに聞かれて自信がないことは詳しい社員さんにパスしていました。
(鳥類の飼育経験がほとんどないので、鳥類の質問には弱いです・・・笑)
アルバイトの方でも自分にはわからないことはテキトーに答えず、知っている社員さんを呼んだり、聞いてきたりするので心配しなくても大丈夫です。
あまりにも生き物に無知な人は面接で落とされてしまいますしね。
安心してたくさん質問してみてください。
ネットで購入
メリット
・おうちで生体を選べる
・家に生体が届く
生体はネットショップでも購入できます。
僕自身、ネットショップで生体は購入した事はないですが、たまに眺めることはあります。(主に熱帯魚)
ネットショップでは実際に購入できる生体が、店頭に置かれている以上に見ることができます。
しかし、僕はあることを思いました。
「あれ、色とか特徴はわかるんだけど、この魚が泳いでいるイメージが全然湧かないや・・・」
そうです。
ぱっと見のイメージは分かるのですが、動いている様子はほとんど見れないため水槽に入れた時のイメージがし辛かったのです。
また、生体のネット購入にはいくつか注意したい点があります。
まず、
ネット通販で購入できる生体は日本の法律である”動物の愛護及び管理に関する法律”によって、種ごとに限られています。
・魚類
・両生類
・無脊椎動物(虫類、甲殻類)
これらの生き物は一部例外もありますがネット購入可能です。
しかし、
・哺乳類(餌用マウスなどは例外の場合あり)
・爬虫類
・鳥類
などはネット通販のみでの取引は禁止されています。
これらの種は実際に目の前で見て、
初めて購入することができるのです。
ネット通販は便利なのですが、実際に生体を自分の目で見てお迎えすることを僕はオススメします。
人からもらう
メリット
・ブリーダーからの場合個体単位で選べる
・里親として引き取れる
・費用が安く済む
生体は人からもらうという方法もあります。
飼育したい生き物が決まっている方は、生態を繁殖させているブリーダーの方からもらえば、詳しい飼育方法や、たくさんの個体の中から自分の好みの個体を選ぶことができるのでおすすめです。
僕自身も、「パンダマウス」を大学の教授からもらって飼育していたことがあります。
この時、飼育方法や飼育する際の注意点などをたくさん教えていただくことができました。
実際に繁殖させて育てている方から教えていただくのはやはり安心感が違いますね。
また、里親募集から里親として引き取るという方法もあります。
最近ですと、「ジモティー」というサイトでも里親募集の専用ページがあるほどたくさんの生き物の里親募集がされています。
里親募集されている生き物を引き取って飼育すれば、その生き物のためにもなりますしより一層愛着が湧くと思うのでぜひ探してみてください。
自分で採取
メリット
・苦労した分愛着が湧く
・生体の費用がかからない
生き物を飼育している人の中で、自分で採取して飼育している人は少ないかと思われます。
しかし、思い出してみてください。
自分たちが子どもの時、虫取りをしませんでしたか?
そして、頑張って捕まえたカブトムシやクワガタを虫かごに入れて飼育した経験はありませんか?
少なくとも僕は、
昆虫採取が生き物飼育の原点でした。
今も昔も目的としていた生き物を探しに行って見つけた時の感動と喜びは変わらないものです。
そして、自分で苦労して採取した生き物にはその時の思い出も相まってより一層愛着が湧くものなのです。
僕も今となってはペットショップで購入して飼育している生き物もいますが、いまだに自分で川に行き採取した魚も飼育しています。
大学時代の仲間と採取しに行った魚を飼っているのですが、この子達を見るたびにその時の苦労や喜びを思い出します。
むしろ僕なんかは、ペットショップで買うよりも自分で採取しに行きたい派です。
採集するのはそれなりに大変だったり、準備もかかるのですが、まだやったことがなくて興味がある人はぜひ生物採取にいってみてください!
もし行く機会があるなら何があるかわからないので、生き物採取の経験者の人と一緒に行くことを僕はオススメします。
生体をお迎えする4つの方法まとめ
以上の4つが僕が考える生体お迎えする方法です。
皆さんが思ったよりもお迎えする方法があったかと思われます。
どの方法でお迎えしたとしても、充実した生き物飼育になると思うので参考程度に見て頂けたら嬉しいです。
特に「これじゃなければいけない」というものはないのですが、それぞれ利点や考えなければならない部分が存在するので自分にあった方法で生体をお迎えしましょう。
そして、
生き物をお迎えしたからにはしっかり最後までお世話をし、必ず終生飼育してくださいね。