こんにちは、
ちくたくです。
皆さんは生活してて、
「ペットと暮らしたい!」
「生き物飼育を始めたい!」
と、感じたことはありませんか?
生き物を飼い始めるにあたって、飼育したい生き物が決まっている方は良いのですが、
「初心者だから手軽に飼える生き物がいいけど何を飼えばいいかわからない...」
そんな人も少なくないと思います。
そこで今回は
「元生き物研究生が実際に飼育してきた初心者でも飼育しやすい生き物5選!」
をテーマにして、元生き物研究生が実際に飼育したことがある生き物だけを選出して僕の経験談も交えながら皆さんに紹介したいと思います。
目次
生き物を飼い始めるきっかけは?
生き物を飼いたいというきっかけは人それぞれあると思います。
小さい頃に虫取りをしてクワガタやカブトムシを捕まえたり、
近所のホームセンターに行ってペットコーナーを見てたら飼いたくなったり、
今ではYouTubeなどでも生き物系YouTuberとして活動している方もたくさんいるので、その動画を観て飼いたくなったり、
これらはきっかけの一部に過ぎませんが、それぞれ生き物飼育を始めるきっかけはあると思います。
僕自身、生き物飼育に興味を持ち出したきっかけというのがありました。
僕が小学生になる前の話になるのですが、家の前で行われていた小さなお祭りがきっかけです。
そこの小さなお祭りで、僕の家の前に金魚すくいを出店しているおじさんがいました。
規模は小さいながら、普通のお祭りと同じようにビニールプールの中には金魚がたくさん泳いでいました。
お祭りが終わる頃に僕の家の前で金魚すくいのおじさんが出店の片づけをしていました。
当時の僕は金魚が気になっておじさんが片づけている間にその金魚たちをジッと見ていました。
そしたらなんと・・・
金魚に興味深々な幼少期の僕に金魚をすべてくださったのです!
おそらくこれは、家がすぐそばにあるということと、出店の規模が小さかったからかもしれません。
(普通に考えたらこんなことはありません 笑)
僕はもらった金魚たちを家に持ち帰り大きなタライに全部入れたときの感動を今でも覚えています。
僕はこの幼少期の経験で生き物に対してのインパクトがあったのか、小さな頃から生き物に興味を持つようになり色々な生き物の飼育を経験しています。
僕自身、生き物を飼うハードルはそこまで高くないと思っています。
飼いたいと思うきっかけはそれぞれあると思うので、ぜひトライしてみましょう!
初心者でも飼育しやすい生き物とは?
では、初心者でも飼いやすい生き物を紹介していきたいと思います。
ここで紹介する生き物は、元生き物研究生が実際に飼育してきた生き物の中でも、皆さんにオススメできる生き物のみを抜粋して紹介していきます。
自分が飼育して思ったことや感じたことも含めて紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
金魚
こんな人におすすめ
・初期費用を抑えたい人
・環境に強い生き物を飼育したい人
・和を感じたい人
金魚は僕自身一番初めに飼い始めた生き物です。
水中を優雅に泳ぐ姿は見ていて心が癒されます。
そしてどの種も趣のある見た目をしているのも魅力にの一つです。
一般的な赤い金魚である「和金」
ひれが大きくひらひらしている「琉金」や「オランダ」
真ん丸な体系の「ピンポンパール」
大きな目が特徴の「出目金」
などなど、これらの他にもそれぞれ特徴の異なった金魚が、長年の品種改良によってたくさん生み出されています。
金魚を飼っていてとにかく思ったことが、
「生命力がめちゃくちゃ高い!!!」
ということ。
僕の実家は東北の雪国なので冬になるととにかく寒いです。
そんな環境で金魚を飼育していたのですが、ある日寒すぎて金魚水槽の一部が凍っていたのです。
(水槽が凍ることはこの時が初めてでした。)
凍っているのを見つけたとき、すごく焦り、急いで水槽の氷を取り除きました。
すべての氷を取り除いた後、恐る恐る金魚の安否を確認すると、
なんと...
金魚が普通に生きていたのです!
水温が下がっているということもあり、多少動きが鈍いように見えましたが、水槽の場所を移動し水温を適温な状態にしたら、いつも通り元気に泳いでいました。
このように金魚は比較的に、環境に適応力があると僕自身感じました。
初期費用もそこまで高くないので、一番最初に飼い始める生き物としてはとてもオススメです。
熱帯魚
こんな人におすすめ
・水槽のレイアウトを楽しみたい人
・おしゃれな空間を演出したい人
熱帯魚はとにかく種類が豊富です。
また、南米、アフリカ、東南アジアが原産なのでカラフルなカラーリングが多いのも魅力です。
自分で水槽のコンセプトを決めて熱帯魚を選んだり、飼いたい熱帯魚に合わせて水槽をどんなレイアウトにするかを考えたりする時間はとても楽しいです。
照明にこだわったり、水草や底砂にこだわったり、自分のこだわりに合わせて水槽を作っていける部分を僕はとてもオススメしたいです。
もちろん、熱帯魚自体をメインにして水槽を作っても十分きれいでおしゃれな空間になります。
また、僕の通っていた小学校などでも飼育されるほどだったので、飼育するにあたってそこまで難しくはなく、初心者でも簡単に飼育することができます。
長い目で見てレイアウトも途中で変えて自分好みにできるのでクリエイティブな人はぜひ自分だけのアクアリウムに挑戦してみてください。
日本産淡水魚
こんな人におすすめ
・自分で採取した生き物を飼いたい人
・釣りが好きな人
日本産淡水魚と聞いて、
「え、地味じゃない...?」
と思った人も少なくないはず。
確かに、先ほど紹介した「金魚」や「熱帯魚」と比べれば地味なのかもしれません。
実際に飼育していた僕が日本産淡水魚の魅力を皆さんにお伝えします。
日本産淡水魚は日本の魚だけあって、日本の気候にとても慣れています。
そのため、飼育する水温はそこまで気にしなくても適温になります。
(さすがに直射日光はだめですよ)
環境面で言えばとにかく飼いやすいですし、初期導入はしやすいかと思います。
また、日本産淡水魚ならではの魅力もあります。
それは、繁殖期になると体表が色鮮やかに変化することです。
この体表の変化を「婚姻色」と呼ぶのですが、特にオスは婚姻色がきれいに出ます。
そこで、日本産淡水魚の中でも特にオススメしたい種類が「タナゴ」です。
タナゴは、種類によって婚姻色の出方が異なりとてもきれいで、サイズがそこまで大きくなく初心者でも飼いやすいです。
僕もタナゴが大好きで自分で川に入り採取してきたタナゴを飼育しています。
このように日本産淡水魚は実際に自分で川に入って採取したり、川釣りで釣ったものを持ち帰って水槽に入れられるので、思い出とともに愛着が湧く点も魅力的な部分だと思います。
アカハライモリ
こんな人におすすめ
・ちょっと変わった生き物が飼いたい人
・家を2~3日留守にすることがある人
アカハライモリは流通量が少なく、野生でもあまり見かけることが少ない生き物ですので、初心者が飼育しているイメージはあまりないかと思われます。
しかし、
アカハライモリは初心者がとても飼いやすいと僕は断言します。
まず、アカハライモリは餌やりが一週間に1~2回でOKです。
なので、宿泊を伴う旅行に行ってもその間はアカハライモリの餌やりを行わなくてもアカハライモリは元気でいてくれます。
毎日餌やりが必要な生き物を飼育すると、誰かに一時的に預けて代わりに餌をあげてもらうか、あまりないですが自動で餌をあげてくれる機械を導入しなくてはならないので、長期にわたる旅行がしずらくなります。
次に寿命がとてもとても長いです。
普通に飼育していれば平均20年は生き、最大で30年も生きたという事例もあります。
長生きしてくれるペットはその分愛着が湧いてきますよね。
どの生き物にも言えることですが、育てる際には大切に愛情込めて飼育してください。
これらの理由でアカハライモリの飼育を初心者にもオススメします。
ヒョウモントカゲモドキ
こんな人におすすめ
・手に乗せて直接触れ合いたい人
・爬虫類が好きな人
ヒョウモントカゲモドキはレオパードゲッコーという別名があり、一般的に「レオパ」とよく呼ばれています。
レオパは爬虫類の中で比較的に飼育しやすい種で、爬虫類を飼育したい人に一番オススメな生き物です。
普段の動きは割とゆったりで、餌をちらつかせると俊敏な動きで餌に食らいつきます。
また、カラーバリエーションもかなり豊富で自分好みの子を選んで飼育することができます。
飼い慣れてきた人は、レオパ同士を掛け合わせて繁殖に挑戦している人も多いです。
掛け合わせによって模様が少し変わって生まれてくるので、繁殖がレオパ飼育の醍醐味だと言う人も多いように感じます。
僕的に、レオパを飼育してきて一番の醍醐味だと感じるのが、手に乗せてレオパと触れ合うことができる、「ハンドリング」ができる点だと僕は感じますね。
レオパは人に慣れてくれるので、ハンドリングはとても簡単です。
生き物と直接触れ合いたい人にはレオパ飼育はとてもオススメです。
初心者でも飼育しやすい生き物まとめ
いかかでしたか?
・金魚
・熱帯魚
・日本産淡水魚
・アカハライモリ
・ヒョウモントカゲモドキ
先ほど紹介したこれらはすべて実際に僕が今まで飼育したことのある生き物から選んでいます。
詳しい飼育方法というより、皆さん(特に初心者の方)に飼育したいと思うきっかけが与えられたなら僕は嬉しいです。
これらの生き物の他にも飼育しやすい生き物はたくさんいると思いますが、僕自身、飼育経験がない生き物を紹介するより、実際に飼育して思ったことや感じたことを皆さんに伝えたいと思いこの記事を書かせていただきました。
もしあなたが、生き物の飼育をしたいけど一歩踏み切れないと思っていましたら、生き物の魅力を伝えることができたでしょうか?
生き物の飼育は、心の癒しや、自分が夢中になれることも醍醐味ですが、一番は、飼育している生き物が喜んでくれるような飼育環境を整えてあげられることが大切だと思っています。
この記事を読んで生き物の飼育を始めたいと思った方は、生き物のことを思いやり、飼い主と生き物の両者が満足できるような飼育をぜひ行ってみてください。