【屋外飼育】外で飼える魚おすすめ5選を紹介!

こんにちは!

ちくたくです。

昔は、「外で魚を飼う」というと、大金持ちのお家の庭でニシキゴイが優雅に泳いでいる光景を思い浮かべることが多かったのですが、近年ではかなりイメージが変わってきました。

しかし、

今は睡蓮鉢などを用いた「小さな自然」で、魚を飼うというスタイルも一般化してきています。

そのような中で、

外で魚を飼いたいけど、どんな魚を飼えばいいかわからない、、

なんて思っている方もいるのではないでしょうか?

ちくたくが、屋外飼育でも飼いやすい魚はどんな種類がいるのか調査してみました!

そこで今回は、「外で飼える魚おすすめ5選を紹介!」というテーマでお話していきます。

外で飼える魚の条件

実は、

条件さえ整えれば屋外で飼育できない魚はいません

要するに、その魚に適した環境を屋外で用意することができれば、アロワナだろうがディスカスだろうが飼育できます。

ちなみに、ちくたくは実際にアロワナを屋外飼育している例を知っています。

しかし、

そうはいっても多くの場合、屋外で魚を飼うにはかなりの制約があるだろうと思います。

では、

外で飼える魚の条件とは、どのようなものなのでしょうか。

ヒーターがいらない

屋外飼育でネックとなるポイントの一つは、電源が取りにくいことです。

庭やベランダに屋外用のコンセントがついている場合はいいのですが、ついていない場合は電気を使う器具類は使えません。

屋内から延長コードを出して屋外で使用するのは漏電の恐れがあるため、絶対にしてはいけません

そのため、

どうしても屋外飼育で電気を使う器具を使用したい場合は工事が必要です。

ただ、屋外用コンセントがある場合でも、市販されているヒーターは屋内専用に設計されているため、屋外で使用して事故があっても保証の対象にはなりません。

いきなり火がついて家事になってしまったら恐ろしいですよね、、

日本の外気温の幅は市販されているサーモスタットの能力を超えてしまうため、思った温度にならない場合がほとんどです。

ですので、素直にヒーターがいらない魚を選ぶべきでしょう。

水質の変動に強い

屋外飼育では、思ったよりも水質が大きく変わります

外気温紫外線気温の変化雨水など、水質に影響を与える要素が屋内よりもはるかに多いためです。

このため、屋内飼育のようなきめ細かな水質管理はまず無理です。

この理由から、あまり水質に対して繊細な魚は避けた方がいいでしょう

日本産の種であっても、水質の変化に強いとは限らないので注意が必要です。

水温の変動に強い

屋外飼育で温度がネックになるのは、暑い寒いだけではありません。

特に季節の変わり目など、朝晩だけ冷え込んで日中は気温が高くなるケースや、前日との天候の違いで大きく気温が変わるケースがあります。

この変動でも平気で生きている魚でないと、屋外飼育はできません。高水温に強い、低水温に強いというだけでなく、水温変化そのものにタフな魚である必要があります。

淡水魚であること

外で飼育する魚が淡水魚であることは、絶対条件と言っていいと思います。

海水魚を屋外で飼育するのはまず無理でしょう。

屋外飼育では、基本的に水が蒸発していきます。海水が蒸発すると、塩分濃度がどんどん高くなってしまいます。

ショップで販売されている海水魚の多くは外洋の魚ですから、水温も水質も塩分濃度もほとんど変化しない場所で暮らしている魚たちです。

屋外の過酷な環境あ、彼らにはとても耐えられないでしょう。

ただし、

日本の磯などで見られるタイドプールの魚であれば、こまめにチェックすれば飼えるかもしれません。

外で飼える魚おすすめ5選

では、以上の条件を踏まえたうえで、屋外飼育でおススメできる魚をいくつかご紹介したいと思います。

メダカ

まず、メダカは安心して屋外飼育できます。

実際に、睡蓮鉢などで飼育されている魚のほとんどはメダカです。

ちくたくも実際に屋外でメダカを飼育したことがありますが、かなり丈夫な印象がありました。

もともと日本の田んぼ脇などで暮らしている魚なので、日本の外気温の変化にはかなり強く、冬でも凍らない限りは生きています。

注意してほしい点としては、屋外飼育していると先祖返りのようなことが起きるようで、屋外で何世代か繁殖を繰り返すと、高価な品種でも普通のクロメダカに戻ってしまうことがあります。

金魚

金魚も、屋外飼育にぴったりの魚といえるでしょう。

金魚のルーツは古代中国とされており、その時代には魚を屋内飼育する技術などなかったのですから、当然といえば当然です。

むしろ、ある程度日光に当てた方が発色が良くなるくらいです。

金魚でも、屋外で何世代か繁殖させると先祖返りが起こることがありますが、メダカよりも繁殖スパンが長いのでそれほどきになりません。

ただし、屋外で飼育をしていると、屋内飼育しているときよりも大型化する傾向があります。

コイ

魚の屋外飼育といえばコイ、といってもいいでしょう。

むしろ、

コイを水槽で飼う方が珍しく感じるくらいです。

非常に頑健な魚で、水温の変化にも水質の変化にも強く、まさに屋外飼育のための魚といえるでしょう。

ただし、

コイは大きな魚です。

正直、集合住宅のベランダで飼うのはちょっと無理かもしれません。

人工池

プラスチック池

として売られている容器では、終生飼育できるコイはせいぜい1匹です。

ドジョウ

屋外飼育して面白いかどうかは別として、ドジョウは屋外飼育に向いている魚です。

ドジョウにも何種類かあるのですが、シマドジョウホトケドジョウ繊細なので、屋外飼育するならマドジョウにしておきましょう。

荒木田土を敷き、植物を植え込んだビオトープで飼育すると、泥から出たり入ったりする様子が観察できます。

タナゴ

「メダカや金魚では普通、コイは大きすぎて飼えない」

「ドジョウは飼ってもどこにいるのかわからない」

「きれいで見やすく屋外飼育できる魚がいい」

という方には、タナゴがおすすめです。

ちくたくもタナゴの仲間である、ヤリタナゴアブラボテ3年間飼っていますがまだまだ元気です!

初心者には特に、環境の変化に強いと言われているタイリクバラタナゴがおすすめです。

タイリクバラタナゴ

頭部の金属光沢が美しく、屋外で飼っていてもじゅうぶん鑑賞に堪えます。

ただし、外来種なので逃がさないように注意してください。

外で飼える魚おすすめ5選まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、外で飼えるおすすめの魚を紹介してきました。

高温にも低温にも強く水温変化と水質変化にも強い種であれば、ここで挙げた5種以外にも屋外飼育できる魚は見つかるかもしれません。

普段は屋内で飼育して、気候のいい時期に屋外飼育を試してみる、というのもいいかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。