こんにちは!
ちくたくです。
新型コロナウイルスが流行り出してからお店に行くときにどこのお店も検温を実施していると思います。
体温計自体も、顔を機械に近づけたり、グルーガンのような形のもので額に当てたりする非接触体温計で行われています。
そんな中で、
「非接触体温計での体温測定が低すぎる!」
「低く出る体温計で本当に大丈夫なの!?」
と思っている方もいると思います。
確かにせっかくコロナ対策として非接触体温計での検温が実施されているのに、計測した体温結果が低く出てしまうと意味がないですよね?
実際に店の中にいる人が熱がないのかどうか不安にもなるかと思います。
なのでちくたくが非接触体温計の検温結果が低く出てしまう原因を調査しました!
そこで今回は、「非接触体温計の検温が低すぎる?低く出る4つの原因を解説!」というテーマでお話していきます。
目次
非接触体温計の仕組み
まずは、非接触体温計はどのような仕組みで体温を計測しているのかを解説していきます。
非接触体温計は人間の身体から赤外線を検知して体温を測定する計測器です。
皆さんがよく目にするスティック状の体温計はサーミスタ式体温計(電子体温計)というもので、直接肌に当てて計測します。
非接触体温計の原理は以下の通りです。
全ての物体から放射される赤外線の強さ(エネルギー量)は温度が高くなるに従い増加しますので、そのエネルギー量を検知することで温度を知ることが出来ます。
安立計器の放射温度計は、測定物から発せられる赤外線を集光し検出素子を暖め、その素子の温度変化を測定して測定物の温度を測る温度計です。
安立計器株式会社公式サイトより引用
この原理によって、実際に人の身体との接触を防いで感染症対策ができているということですね。
非接触体温計の検温結果が低く出る4つの原因
ではなぜ非接触体温計の検温結果は通常よりも低く出てしまうのでしょうか。
非接触体温計の検温結果が低く出てしまう原因はちくたくが調査した結果4つほどありました。
その4つの原因は、
・外気の影響を受けている
・前髪が額にかかっている
・額に汗をかいている
・メイクが影響している
の4つになります。
それでは1つずつ解説していきます!
外気の影響を受けている
非接触体温計の検温結果が低く出てしまう原因の1つ目は、外気の影響を受けている可能性があるからです。
気温が安定しないところでいきなり非接触体温計で体温を測ろうとすると、その時の外気温の影響を受けてしまっているため、本来の正しい体温を測定することができません。
実際にちくたくが会社で働いているところでも来客されたお客さんに対して非接触体温計で検温を行っています。
しかし、
冬なんかは寒い外から室内に入ってきてからすぐに検温をするため、通常よりも低く検温結果出てしまっています。
額の表面の温度が外気の影響で低くなっているんですね。
前髪が額にかかっている
非接触体温計の検温結果が低く出てしまう原因の2つ目は、前髪が額にかかっているまま計測されているからかもしれません。
特に女性の方なんかは前髪が額にかかっていることが多いのではないでしょうか。
グルーガンのような形の非接触体温計で検温を行うときは、
「おでこを出してくださいね~」
と言われますよね。
これは額に前髪がかかってしまっていると、前髪が赤外線を遮断してしまい正確な温度が測れないからです。
明らかに前髪が額にかかっている方ならそのまま前髪を手で上げて検温という流れになるのですが、前髪が短かったり、シースルーになっていると、検温する側も大丈夫だと思ってそのまま測ってしまうことがあります。
非接触体温計で検温するときは必ず前髪が額にかからないようにしましょう。
額に汗をかいている
非接触体温計の検温結果が低く出てしまう原因の3つ目は、額に汗をかいていたまま計測を行っているかもしれません。
人間が汗をかくのは体温が上がっているため、その熱を放出するために汗をかいています。
額は身体の部位だと比較的汗をかきやすいところだと思います。
そのため、額の体温が他の身体の部位よりも下がっている可能性があり、検温結果が低く出てしまっているのです。
また、赤外線で計測しているため、汗の水分が何らかの影響を与えていることもあります。
額に汗をかいているときはしっかり拭きとって落ち着いてから計測を行うようにしましょう。
メイクが影響している
非接触体温計の検温結果が低く出てしまう原因の4つ目は、メイクが影響している可能性があります。
メイクは顔はもちろん額までしっかりと化粧をすると思います。
このメイクの層が、赤外線で計測している非接触体温計の検温結果に影響を与えています。
そのため、いつもよりも低い温度がでてしまうのです。
しっかりとした検温結果が知りたい場合は、額のメイクだけ拭き取る必要があります。
この辺は女性は少し躊躇してしまうかもしれませんね。
非接触体温計の検温結果が低く出る原因まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、非接触体温計の検温結果が低く出すぎてしまう方のために、低く出てしまう原因を解説しました。
非接触体温計の検温結果が低く出てしまう主な原因は4つほどあり、
・外気の影響を受けている
・前髪が額にかかっている
・額に汗をかいている
・メイクが影響している
の4つでした。
非接触体温計は新型コロナウイルスが蔓延したことにより、全国的に導入されています。
今後ももっと設置されるところが増え、どんどん普及されるものでしょう。
コロナウイルスの感染対策のためにも、正しい測り方を覚えておいた方がいいと思います。
なので、非接触体温計で体温を計測する際には、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。